記事のアーカイブ

バーバーのピアノソナタ

2014年04月18日 09:23
サミュエル・バーバーの《ピアノ・ソナタ 変ホ短調》作品26は、1948年にアメリカ作曲家連盟の創立25周年記念して作曲された。4楽章から成る名曲である。 現代作品にやや抵抗を感じる人もいるが、新古典派とは言わないが古典の書記法で作品を書く作曲家も少なくない。 愛されるモダンデザインは、クラシック構造を持つものが多いのではないだろうか。温故知新の精神性は音楽にも教育にも通じる。 まだ聴いたことのない人も、聴いてみてほしい。違うプレイヤーの演奏で聴き比べてみるのも良いだろう。

ポジティブ

2014年04月16日 14:19
今、読んでみたい本に『ポジティブ・ディシプリンのすすめ』という本がある。”前向きな躾”という意味であるが、「長期的な目標」「温かさと枠組み」など、コンテンツに目を通しただけでも読んでみたいと思う内容になっている。私の出合った言葉に「口(くち)に+(プラス)で叶うという字になる」という言葉があるが、プラスと読むというポジティブな発想に心が優しく、柔らかくなり、本当にその通りだと感じるし、しつけは”躾”という字を書くが、それも美しく育てようという志が感じられる。ポジティブ・ディシプリンは、日本の幼保の指針にもなっている「生きる力」につながる大切な力だと思う。

音楽の三要素

2014年04月12日 09:54
音楽の三要素というと、リズム・メロディ・ハーモニーと言う人が多い。 西洋の伝統的な芸術音楽を中心にあてはめられた考え方であるが、学校の教科書でもそのように教えていたからである。 日本の教科書では西洋近代化の流れに基づき日本音楽ではなく、しばらくは西洋音楽だけを教えていた。 それは、もちろん西洋の音楽が数学を原点としており、数のように共通に捉えられるという考え方からだったろうと思う。 今は日本の伝統音楽や他の地域の音楽も取り入れられているので、社会科の日本史と世界史、といったように区別して学ぶことができる。 しかし、共通の要素として「リズム・メロディ・ハーモニー」というの

七という数

2014年04月11日 09:50
連続する値を分割する時、「七」という数を用いられることが多い。例えば、虹の七色(光)、ドレミファソラシの七音(音)、七曜(時)。もちろん、地域や時代によって多少の違いはあるが、七という単位を周期にすることが最も有効に感じられる。

黄金比と白銀比

2014年04月10日 07:54
黄金比とはオウム貝に代表される有名な「1:1.618…」という比率である。一方、白銀比は黄金比に並んで有名な「1:1.414…」という比率になっており、身近なところではA4用紙などプリント用紙に使われている。黄金比は自然界に多いが、白銀比は人工物に多いとされる。 また、黄金比は西洋のデザインに多い比率で、白銀比は東洋のデザインに多い比率と言われている。私たちが美しく感じる比率には、地域文化による微量な振幅はあるようだが、2つの比率を平均すると、おおよそ「1:1.5」になる。 つまり、整数比にすると「2:3」に近い構造が美しく感じるデザインということだろう。音楽でもピュタゴラスが最初に発見したよ

初ブログ

2013年09月28日 13:36
本日よりブログを始めました。いろいろな情報をアップデートしていくのでお見逃しなく。RSS フィード でブログのアップデート状況を確認できます。

おすすめコンサート

2013年09月28日 13:36
「第1回 ジャック=ダルクローズ 作品研究会コンサート」 2014年4月23日(水) 18:30開場 19:00開演 すみだトリフォニーホール 小ホール (https://www.triphony.com/) チケット料金(全席自由) 3,000円

ウェブサイト開設

2013年09月28日 13:36
ME研究所のウェブサイトを開設しました。
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